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☆生きづらさを抱えている人

人生

あいにくの雨で、昨日予定していたお花見は、中止となりました。

知人から、相談したいことがあると連絡が入り、訪ねていきました。

今日は、そのことについて、つぶやいてみます。

転職を繰り返してしまう

昨日の相談は、知人の姪っ子Yちゃんのこと。

専門学校卒業後、新卒で就職した職場から、向いていないと辞めさせられ、また、別の職場に就職。

そこも、やっぱり試用期間で辞めさせられてしまったとのことでした。

Yちゃん自ら、メンタルクリニックに行き、「適応障害」と診断されたとのこと。

小さい頃のYちゃんの様子、そして、今の様子を聞いていると、どうやら、「生きにくさ」を抱えているように感じました。

いわゆる発達障害と呼ばれている「生きづらさ」です。

私が、夫や、息子のことで、本を読んだり、セミナーに通ったり、メンタルクリニック、臨床心理士とも相談していたこと、そして、発達障害のSST(ソーシャルスキルトレーニング)で傾聴スキルのボランティアをしていた経験があり、話を聞いて欲しいとのこと。

私は、専門家ではないことを前提に、話を聴くだけならと、知人宅を訪問。

二次障害の症状で、難しくなる診断

二次障害は、もともと一次障害に発達障害があって、生きづらさを抱え、周囲と上手くいかなくなったり、自己肯定感が低下したりして、うつ状態や、不安障害等の症状が、二次的に発症してしまうこと。

二次障害の陰に隠れる発達障害。

医者も診断が難しいそうです。なので、二次障害が、診断名になったりするみたいです。

Yちゃんが診断された「適応障害」が、それかどうかは、正直、私には、わかりません。

私は素人、そして、Yちゃんと会ったこともないのですから。

発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠陥・多動障害)、LD(学習障害)の3つが主な分類だとされています。

そして、同じ分類であっても、一人一人の生きにくさも、異なるようです。

障害によって、傾向はあっても、細かいところは、人それぞれなんでしょうね。

そして、生きづらさを感じていても、それが何なのか、自分でも、明確には、わからなかったりするようです。

人は、誰でも自分が規準なのですから、何が人と違うのかなんて、わかりにくいですよね。

なんとなく、生き辛い

「生きづらいなぁ」と感じていても、その原因がわからないと、辛いものです。

ASDの特徴は、コミュニケーションの困難、社会性の困難、こだわり行動(想像性の困難)と言われています。

コミュニケーションが取りにくかったりすると、やっぱり、この社会では生きづらさに繋がります。

そして、本人も診断される前から、なんとなく人と違うなと、漠然と感じているところがあるようです。

最近は、発達障害の研究も進み、幼少時に診断されることが多くなってきているようです。

不登校の原因が、まさか、発達障害だったとは・・・20年前の私には想像もできませんでした。

早くわかっていれば・・・・と思っても、それは、もう、仕方ないかな・・・

お医者さんでも、難しい診断。素人の私が、Yちゃんを診断することは、勿論できません。

なので、話を聞きながら、まずは、信頼できる、「大人の発達障害」の専門医を見つけ、診断してもらうことかな・・・と伝えました。

Yちゃん自身もネットで調べて、ひょっとしたら、そうかなと感じているみたいです。

ソーシャルスキルトレーニングや相談機関もあるので、診断されたら、情報収集してみることを知人には、勧めました。

頑張っても、できないことがある。

就職や仕事も生きていくには、重要かも知れませんが、まず、メンタル面で病んでしまわないようにすることが大事。

知人は、Yちゃんの対人スキルについて、注意(叱責)してしまうところだったとのこと。

Yちゃんの仕事がサービス、接客業。

気働きがないことや笑顔で愛想よく対応できないこと、注意されても、できないかも知れない。

「がんがれ!がんばれ!」って言葉、頑張ってもできないときは、辛いですよね。

社会の中に、もう少し、発達障害のことを知ってもらい、理解が進むことを願わずにはいられません。

私は、思うのです。

そもそも、人って、一人一人、鼻の形って違いますよね。

同じように、脳の形だって、違うのは当たり前。

他の部分と異なるのは、脳の形は、色々と大きな影響が出てしまうこと。

素人考えで、そう思うのです。

そう考えると、発達障害という呼び方も、なんだかスッキリしないのです。(←個人的意見です。)

一人一人の違いを尊重できれば。。。。

だけど、難しい事もいっぱい。

また、少しづつ、発達障害についてもつぶやいて、いきたいなと思っています。

今日も、最後までお付き合い下さって、有難うございました。では、また。

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