コメントなし

Recent Comments

表示できるコメントはありません。

☆荒野に希望の灯をともす

本・映画
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ

「100の診療所より1本の用水路を」

アフガニスタンとパキスタンで、

病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、あまりにも有名なお医者さん。

中村哲さんから、今年の夏は素敵なプレゼントをもらいました。

今日は、そんなこと、つぶやいてみようかな。

第七藝術劇場

大阪の十三って、知っていますか?

関西以外の方は、「じゅうさん」と読みそうですが、「じゅうそう」が正解です。

ネギ焼きの有名なお店があったり、色とりどりのネオンに囲まれた味わい深い歓楽街。

亡くなった夫は、この十三にある高校に通学していました。

誘惑の多い街にみえるけど、まじめに通学していたのかなぁ(笑)

その町にある、知る人ぞ知る映画館が、「第七藝術劇場」です。十三駅から徒歩5分ほど。

上映作品にもこだわりがあり、ドキュメンタリーはじめ、感慨深い作品が多いような気がします。

ファンも、たぶん、多いはず。一度、はまると止められない(笑)

コロナ第七波が到来し始めた8月の暑い日、そこで「荒野に希望の灯をともす」を観てきました

人間力

中村哲医師のこと、知らない方は少ないのでは?

ハンセン病を中心とする医療活動に従事するため、日本からペシャワールに派遣。

病や貧困に苦しむ民を救うためには、医療より一本の用水路を作る必要があると、

自ら重機を運転し用水路を作られた方です。

2019年、アフガニスタンのナンガルハル州ジャラーラーバードにて、武装勢力に銃撃され死去。

あまりにも寂しい帰国となりました。ニュースの映像は、今でも目にやきついています。

朴訥とした風貌、そこから発せられる言葉には、人間力の大きさを感じます。

自ら汗を流し、根本的な問題を解決する力を持っている方。

よくテレビで見かける政治家の問題撤回、弁解発言とは、かけ離れています。

何が違うのでしょうか?中村医師がよく口にされる「まごころ」

「まごころ」があるかどうかでしょうか。

映画の中で初めて知ったのですが、用水路工事に専念されていたころ、

中村医師の次男が脳腫瘍で10歳という若さで亡くなっていたと初めて知りました。

谷津監督の話

当日は、上映初日と言うこともあり、谷津監督のお話が聞けました。

中村医師の影響なのか、もともと監督が持ち合わされていた性格なのか、

とっても謙虚な方でした。(ごめんなさい、上から目線かな。)

20年以上、中村医師の近くでカメラを回し、生活を共にされた監督。エピソードの数々。

監督の話をお聞きするうちに、涙腺ユルユル、涙が溢れてきました。

何の涙?きっと、中村医師の人間の大きさに対する感動だったと思います。

最後に、谷津監督のサインをもらいました。

「こんなに暑い中、観に来てくださってありがとうございます。」と監督。

「いえ、いえ。21年間も記録し続けてくださって、伝えて下さって、本当にありがとうございます。」と私。

中村医師と谷津監督から、「豊かな時間」と言うプレゼントをもらえた、8月のある日のことでした。

まだ、全国のどこかの映画館で上映されているかも・・・。

今日は、「荒野に希望の灯をともす」の感想をつぶやいてみました。では。

タイトルとURLをコピーしました