ひさしぶりに神戸に行ってきました。
結婚前(いつのこっちゃ!?)の活動拠点は、神戸。
青春時代を過ごした、大好きな町です。
神戸の風は、私には、とっても心地よく感じます。青春のか・お・り♪
昨日は、そんな神戸の端っこ、舞子で長寿の会がありました。
参加して、思ったアレコレを今日はつぶやいてみます。
父の再婚
昨日の長寿お祝いの会の主役は、米寿を迎えた義母。父の再婚相手です。
私が20代前半、やっと、あの暗黒時代(笑)から抜け出し、自分の力で稼ぎ出した頃、
父が再婚をしたいと言ったのです。
当時、まだ若かった私は、母の亡くなり方、そして、母と全く違ったタイプの女性だったこと、
そんな理由から、大反対!
父は昔から女性にもてました。長身でハンサム、そして、途中まで(笑)お金持ち。
私が物ごころついた頃には、お妾さん(昭和っぽい表現;)が、いつも居ました。
幼かった私、母の悩みをときどき耳にしていました。
幼稚園の遠足、付き添うのは普通母親ですよね。
遠足の写真、私の後ろにお妾さんが写っていたことも。
まだ、子供だった私は、母の悩みの相談相手にもならず、
深くそのことについて考えたこともありませんでした。
今なら、女同士、母の悩みにたっぷり耳を傾けることができるのに。残念です。
母の心の状態が悪くなっていったのもそんな一因がありました。
生々しくなるので、多くは書きませんが。。。。(涙;)
猛反対していた私ですが、父は、半ば強硬に再婚をしました。
今の私なら、再婚に反対をすることはなかったと思うのですが。
(父の人生、どう生きようが、私が口だすことでは、ないはず。)
その後、月日が流れ、父と義母は、とても仲が良く、幸せに暮らしていました。
父は、ボンボン育ちで、甘ちゃん、少々わがまま。
私とは衝突ばかりしていたけれど、とっても優しい男性だったと思います。
私達子供への愛情もとっても深かった。
既に破産後の父ですから、お金もありません、しかも病弱。
そんな父の世話をしてくださり、今は感謝しかありません。
再婚したとき、父は癌を発病、その後もパーキンソン病になり、10年程前に亡くなりました。
一生懸命、寄り添ってくれた義母、最期まで介護もして下さり、
要介護5の父を自宅で見送ることができました。
昨日はそんなお世話になった義母の米寿の会。
神戸舞子でささやかなお祝いをすることができました。
再婚後の我が家の歴史には、引き続き、いろいろな事件がありました。
父は、株が大好きで、その失敗などなど。
もう、書ききれない!(苦笑) ったく、父は色々やらかす!
けど、なぜか、憎めないのです。
そんな出来事も、今は昔・・・・。
いのちの長さ
長寿、長生きすることはめでたい。。。。
だから、お祝いするのですよね。
そして、若きシニア(別称:前期シニア すんません。若いと言いたい煩悩がどうしても。笑)に
突入した私、いったい自分はいつまで生きるのかな?と考えたりするようになりました。
以前のブログ記事「人生ジェットコースター」で少し書いた叔母は、子宮がんで52歳。
そして、その息子(私の従弟)は40代。
私の愛する夫も母も40代。みんな、若くして亡くなりました。
従弟は、「もっと生きたい!」と言いながら亡くなりました。とっても無念だったと思います。
私も健康であれば、できるだけ長く生きたいと思います。
こればかりは、私の意思や希望や努力では、なんとも。
長短で考えると不公平な気がしてきます。世の中、不公平なことがあり過ぎます。(涙;)
もちろん、いのちは長ければ良いと言うものでもなく、
短くても精一杯生きた方もたくさん、いらっしゃる。
そんな方は、濃密な人生を送られているかもしれないですね。
「ちゃんと生きているか?」と自分に問うてみる。
夫が入院したいたとき、当たり前のことを、改めて、つきつけられたことがあります。
「人間って、必ず、死ぬんや。いのちには、限りがあるもんなんだ。」
日常の平和な生活を過ごしていた私は、ホント、当たり前のことを忘れていました。
母が亡くなったときにも感じたはず。
ですが、徐々に弱っていく夫を見ながら、その頃より、強烈に感じたのです。
そうなんですよね。人間の死亡率100%。
あの過酷な経験をして、学んだこと。
「納得して、人生の残りを生きよう」と。
↑やや、かっこよく聞こえるかもしれませんが、以前の私とは少し変わりました。
グリーフケア、スピリチュアルケアの勉強をしたのも、このことが影響されてのことです。
若き(←もう、ええっちゅうねん!)シニアとなった今、
たまに自分に問うてみるのです。
今、死んでもいいのかな?ちゃんと生きているかな?と。
納得して生きるのは、勉強に限ったことではないと思います。
お笑い大好きな私。お笑い番組をみても納得。
美味しいお酒を飲んでも納得。
ボーッとする時間も大切。
要は、今ここを、ちゃんと生きていれば私にとっての正解なのです。
(とは、言っても毎度毎度では、疲れるので、た~まにで!・・・でも、忘れずに。)
今日は、長寿の会に参加して思ったアレコレを呟いてみました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
では、また。
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