コメントなし

Recent Comments

表示できるコメントはありません。

☆「意味ある人生」の落とし穴

人生
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ にほんブログ村 シニア日記ブログへ

生きる意味など探さなくても、人は十分幸せに生きられると、南直哉老師。

かたや、人生に意味を回復させるV・E・フランクルの「ロゴセラピー」を読んだことも。

果たして、人生に意味はあるのか、ないのか・・・・。

人それぞれの考え方なのかも知れませんね。

ところで、私は、以前、「意味ある人生」に関する大失敗をし、その落とし穴に落ちたことがあります。

今日はそのことについて、つぶやいてみます。

アンネ と V・E・フランクル。

『アンネの日記』の主人公、アンネの親友、ハンナが先日、93歳で亡くなられたそうです。

アンネが生きていたら、93歳になるのですね。でもアンネは、永遠の16歳。

ナチスのホロコーストから身を守るため、隠れ家に潜みながら、書かれたアンネの日記。

中学時代の私は、彼女が書いた日記を夢中で、読みました。

そして、大人になった私は、同じくナチスからの迫害を受け、強制収容所を体験した心理学者フランクルが、書いた「夜と霧」を読みました。こちらも忘れられない本の一冊です。

「人間とは何か」をテーマに書かれた作品です。

壮絶な体験をしたV・E・フランクルは、心理療法として、生きる意味を回復する療法を提唱しています。

生きる意味を問うてはならないのです。人生こそが問いを出し、私達に問いを提起しているからです。私達は問われている存在なのです。

「それでも人生にイエスと言う」より

この本を読んだ当時の私は、自分の人生が、何を私に問うているのか、考えたものです。←真面目な私

私の大失敗。「人生の意味」の落とし穴

自死遺族会でボランティアをしているとき、参加されたある方の話を傾聴していたときのことです。

その方は、お子様の一人が重度の障害を持たれており、もう一人のお子様が自死されたという、壮絶な経験をされていました。

話を一通りお聞きした後、私が発した言葉・・・・

「お子様たちは、お母さまにあなたを選ばれて生まれて来られたのかも・・・」

ちょうど、その頃、フランクルの本を読んでいた時期と重なっていたのかも。

すぐに、遺族会の主催者から注意を受け、私自身、「はっ!」としました。

私、傾聴の何を学んできたのでしょう! 何があるがままの傾聴なのでしょう。

あろうことか、自分以外の方の人生に意味を付けてしまおうとした私。

すぐに、失言に気づき、お詫びしました。

大失敗!ほんとに未熟な自分に、大反省。そんな苦い思い出があります。

人生の意味についての落とし穴。自分で掘って、落ちてしまいました。

人生に意味は必要か、不要か。。。。

意味があるか、ないかという基準の判断?

これを深く考えると、なんだか難しいぞ!

当時の私は、フランクルの本を読んで、人生の意味について、考えたりしていたけれど、

今の私は、南直哉老師の、「人生に意味など探さなくても十分幸せに生きられる」と言うのがいいな。

こちらも捨てがたい・・・・

人それぞれ、しかもその時々でいいのかな?

相変わらず、ふらふら、よたよたしている私。(足だけではありません、考え方も。笑)

フランクルも好き、直哉老師の教えも好き。

さて、どうする?私?

まぁ、自分の人生、意味を見つけるもよし、見つけなくても、それはそれでよし!なのかな。

ただ、言えることは、他人の人生に、意味をつけるなんて、もってのほか。

大いに反省をしている私です。

生きる意味について考えているうち、過去の大失敗を思い出しました。

トホホ・・・・

穴があったら入りたい・・・いや、あんた、既に自分で掘った落とし穴に入っとるで!と言われそうな失敗談。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また。

タイトルとURLをコピーしました