お花見予定が、どんどん、先延ばしになった今年の春。
今年は、寒暖差が激しく、桜もずいぶん、迷ったことでしょう。
「春かな?いやまだ?」と繰り返したに違いない。
昨日、一気に満開となりました。
満開の日と、天気模様と、休日が重ならないと実現しない、私のお花見。
昨年、兄夫妻が住むマンション近くのお花見穴場で計画したけれど、予定日は、あいにくの雨模様。
発注してもらっていた「花見弁当」は、屋内で食すことに。
念願かない、今年は、3つの条件が重なり、リベンジ!
今年は、色々と兄嫁が準備してくれて、1日中、桜の木の下でのんびり過ごすことができました。
昨日は、穴場とはいえ、たくさんの花見客がいました。
皆さん、とってもマナーがよくて、ごみは持ち帰り、周辺の美化にも協力。
バーベキューをしている団体もなく、もちろん、カラオケに興じている団体もなし。
ほとんどは、コンパクトな家族連れでした。
偶然、見つけた石碑に、「ふるさと桜づつみ回廊」と掘られていました。
兵庫県が地元住民の協力をもらい、平成3年から12年にかけて、瀬戸内海から日本海を結ぶ延長170㎞の河川沿いに約5万本の桜を植えたそうです。(武庫川~篠山川~加古川上流~円山川)
昨日、お花見をしたのは、その中の武庫川沿い。
地元住民が、ごみなどを持ち帰り、綺麗なお花見をされていたのも 頷けます。
故郷を大切に思うこころ・・・いいですね。
それにしても、桜の花は、どうして、こんなに人を引き寄せるのでしょう。
見事に咲いて、ぱぁっと散る、儚さ。
そこに魅力があるのかも知れないなぁ。
ひらひらと舞い落ちる花びらも、また綺麗です。
落ちてしまった花びらの絨毯もまた素敵。
少し残念だったのが、やっぱり、桜の花には、青空が似合う。
今日も、昨日も、関西地方は晴れているけれど、霞がかかって、空の色は白。
桜はやっぱり、青空が似合うなぁ。
「あと、何回、桜の花が見られるのでしょう。」と大学時代仲間のLINEで、誰かがつぶやいてました。
私達も、そんな、年齢になりました。
だからこそ、桜の花を愛でることを、毎年、大切にしたいなと思った1日でした。
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