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☆「窓ぎわのトットちゃん 続編」自由でいることの大切さ

人生

シニアになって、読書量がグッと減りました。

視力、根気の問題もありますが、なんだか、手短に楽しめるものが増えたためでしょうか。

お気軽に、動画をボーッと眺めていたりすると、すぐに時間が経ってしまいます。

今年は、昨年よりも少しだけ多くの本を読みたい!と思ってましたが、はや、時すでに2月(-_-;)

そんな中、大好きな黒柳徹子さんの自伝小説続編「続 まどぎわのトットちゃん」を読み終えました。

とっても読みやすい文章で、ほのぼのとした読後感。

続編・・・とあるので、前回は確か、20代の頃に読んだはず。

あっと言う間の42年です(笑)

今回の「続編」には、戦争中の話が登場します。

ですが、その文章には悲壮感は漂ってきません。

実際は、大変な時代だったと思うのですが、

その中でも、たくましく生きていくトットちゃんと、家族、そして周りの人たちの姿。

黒柳徹子さん・・・

母が誕生した翌々日にトットちゃんもこの世に誕生。2日ちがいです。

そっかぁ。

50年も前に亡くなってしまったけれど、母がもし元気だったら、黒柳徹子さんの年齢なんだな・・・

トットちゃんは、母と同じ頃に生まれ、戦争を体験し、青春を生きたんですね。

小学校時代、夕食後、母が私と兄に戦争中の疎開の話をしてくれました。

トットちゃんと同じ時代に生きた母。

疎開先での初恋の話を聞いたこともあります。

夕食後の母の話も又、悲壮な時代だったはずだけれど、ほのぼのした話が多かったかな。

母も又、トットっちゃんと同じように、明るい少女だったのでしょう。

今回は、本を読みながら、母から聞いた話とも、少し重なりました。

トットちゃん、戦後のテレビ局時代の話になると、私の幼稚園時代に重なります。

シニアにはとっても懐かしい、NHKの番組です。

「アブラカタブラァ♪」 あの早口の若い女性は、徹子さんだったのですね。

魔法の絨毯に乗った徹子さんが、小学校の上を飛んでいる画面。

毎回、お茶の間で、母と兄と私が一緒になってテレビを楽しんでいました。

「チロリン村とクルミの木」のピー子ちゃんの声、「ヴーフーウー」の3匹の子豚兄弟の人形劇。

どれもこれも、幼稚園時代、一生懸命にテレビを眺め、楽しんでいたお茶の間が目に浮かびます。

とっても幸せだった幼少期の私💓・・・

トットちゃんが、女学校時代、母校の校歌が好きだった話も、私には印象的。

私も中高時代、母校の校歌が好きで、よく口ずさんでいました。

トットちゃんの校歌と、歌い出しが同じだったことも、やや偶然。

「深山に香る~♪」 

重なる所も多いけれど、私は、平和な時代をずっと、過ごしてきました・・・

母やトットちゃんは、大変な時代を生き抜いてきたんだな・・・

黒柳徹子さんは、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をあげ、「戦争のときに子どもだった自分はどうだったか思い出し、書こうと思った」そうです。

自由でいられること。それが、とても大切であること。

当たり前と思っている「自由」

人々の生活に制限が多く課せられる「戦争」

トットちゃんの続編を読みながら、あらためて、「平和」と「自由」について考えてみました。

世界中の子供たちに、平和な日々が、早く訪れますように💓

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