あいにくの雨で、昨日予定していたお花見は、中止となりました。
知人から、相談したいことがあると連絡が入り、訪ねていきました。
今日は、そのことについて、つぶやいてみます。
転職を繰り返してしまう
昨日の相談は、知人の姪っ子Yちゃんのこと。
専門学校卒業後、新卒で就職した職場から、向いていないと辞めさせられ、また、別の職場に就職。
そこも、やっぱり試用期間で辞めさせられてしまったとのことでした。
Yちゃん自ら、メンタルクリニックに行き、「適応障害」と診断されたとのこと。
小さい頃のYちゃんの様子、そして、今の様子を聞いていると、どうやら、「生きにくさ」を抱えているように感じました。
いわゆる発達障害と呼ばれている「生きづらさ」です。
私が、夫や、息子のことで、本を読んだり、セミナーに通ったり、メンタルクリニック、臨床心理士とも相談していたこと、そして、発達障害のSST(ソーシャルスキルトレーニング)で傾聴スキルのボランティアをしていた経験があり、話を聞いて欲しいとのこと。
私は、専門家ではないことを前提に、話を聴くだけならと、知人宅を訪問。
二次障害の症状で、難しくなる診断
二次障害は、もともと一次障害に発達障害があって、生きづらさを抱え、周囲と上手くいかなくなったり、自己肯定感が低下したりして、うつ状態や、不安障害等の症状が、二次的に発症してしまうこと。
二次障害の陰に隠れる発達障害。
医者も診断が難しいそうです。なので、二次障害が、診断名になったりするみたいです。
Yちゃんが診断された「適応障害」が、それかどうかは、正直、私には、わかりません。
私は素人、そして、Yちゃんと会ったこともないのですから。
発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠陥・多動障害)、LD(学習障害)の3つが主な分類だとされています。
そして、同じ分類であっても、一人一人の生きにくさも、異なるようです。
障害によって、傾向はあっても、細かいところは、人それぞれなんでしょうね。
そして、生きづらさを感じていても、それが何なのか、自分でも、明確には、わからなかったりするようです。
人は、誰でも自分が規準なのですから、何が人と違うのかなんて、わかりにくいですよね。
なんとなく、生き辛い
「生きづらいなぁ」と感じていても、その原因がわからないと、辛いものです。
ASDの特徴は、コミュニケーションの困難、社会性の困難、こだわり行動(想像性の困難)と言われています。
コミュニケーションが取りにくかったりすると、やっぱり、この社会では生きづらさに繋がります。
そして、本人も診断される前から、なんとなく人と違うなと、漠然と感じているところがあるようです。
最近は、発達障害の研究も進み、幼少時に診断されることが多くなってきているようです。
不登校の原因が、まさか、発達障害だったとは・・・20年前の私には想像もできませんでした。
早くわかっていれば・・・・と思っても、それは、もう、仕方ないかな・・・
お医者さんでも、難しい診断。素人の私が、Yちゃんを診断することは、勿論できません。
なので、話を聞きながら、まずは、信頼できる、「大人の発達障害」の専門医を見つけ、診断してもらうことかな・・・と伝えました。
Yちゃん自身もネットで調べて、ひょっとしたら、そうかなと感じているみたいです。
ソーシャルスキルトレーニングや相談機関もあるので、診断されたら、情報収集してみることを知人には、勧めました。
頑張っても、できないことがある。
就職や仕事も生きていくには、重要かも知れませんが、まず、メンタル面で病んでしまわないようにすることが大事。
知人は、Yちゃんの対人スキルについて、注意(叱責)してしまうところだったとのこと。
Yちゃんの仕事がサービス、接客業。
気働きがないことや笑顔で愛想よく対応できないこと、注意されても、できないかも知れない。
「がんがれ!がんばれ!」って言葉、頑張ってもできないときは、辛いですよね。
社会の中に、もう少し、発達障害のことを知ってもらい、理解が進むことを願わずにはいられません。
私は、思うのです。
そもそも、人って、一人一人、鼻の形って違いますよね。
同じように、脳の形だって、違うのは当たり前。
他の部分と異なるのは、脳の形は、色々と大きな影響が出てしまうこと。
素人考えで、そう思うのです。
そう考えると、発達障害という呼び方も、なんだかスッキリしないのです。(←個人的意見です。)
一人一人の違いを尊重できれば。。。。
だけど、難しい事もいっぱい。
また、少しづつ、発達障害についてもつぶやいて、いきたいなと思っています。
今日も、最後までお付き合い下さって、有難うございました。では、また。
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