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☆『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』戦争犠牲者について考えた日

本・映画

昨日は、胃カメラ検査結果が出る日。

例の怖いか優しいか、よくわからないドクターから、「私も心配したけれど、結果は大丈夫!」と言われました。

ほっ!

さすが、名医! 人気の先生だけあって、土曜日の待合室は、立つ場所もないほど満員。

午前中2時間程度、待たされましたが、私の午後からのスケジュールは空白。

よし! 検査結果もわかり、すっきりしたので、前々から観たかった映画を観ることに決めた。

人間の深淵に触れたい

目指すは、若者のメッカ「アメリカ村」近くの映画館。

アメ村は、チョー苦手! 雑多で混沌(カオス)

そりゃそうだ、わたしゃ、70歳。落ち着きたい年齢だもん(笑)

でも、仕方ない。全国の上映館は、たった8~9件。最寄りは、この場所しかない。

余談だけれど、良い映画なのに上映館が少なすぎて署名運動までしてるんだって。

前置きが長くなりましたが、観てきました。

ある程度のショッキングなシーンがあったり、重い精神的テーマが含まれていることに、躊躇してきました。

ご存知の通り(知らんってか(笑))、アーモンドの興味は「人」「いのち」「生」「死」

最近は、年齢のせいか、重いテーマを掘り下げることに、ちとブレーキをかけてきました。

重く苦しいことを追及するより、楽しく生きたい!。。。的な。。。。

でも、何故か私の魂の奥底には、人間の深淵に触れたいという、どうしようもない欲求があるみたい。

っしゃ~!

迷っている場合はではない。選択肢はひとつ。観るしかない、、、、、、いや、観ておかなきゃ。

映画のあらすじとテーマ

アフリカ系アメリカ人のアレン・ネルソンは、貧困や差別から抜け出すため18歳で海兵隊に入隊。沖縄を経て1966年にベトナム戦争の最前線へ送られ、苛烈な戦場で人を殺すことを強いられる。その後、戦後まで続いた加害者としても戦争によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながら、日本各地の学校や集会などで1,200回(1,000回以上)を超える反戦・平和の講演活動を行った

とっても、重くて、辛くて、過激で、残酷なシーンが続きました。

溜め息しかでない。。。。。。。。

この映画は、複数の問いかけが含まれているような気がします。

●戦争加害者の葛藤

●貧困、差別

●終わらない戦争と戦争PTSD

●真の加害者は?

●宿命

……数を挙げるとたくさんあり過ぎて・・・・・

ネルソンさんは、大勢の人を殺害しているので間違えなく戦争の加害者。。。。。。

でも、反面、戦争というものの犠牲者でもあり。。。。。。。。。

このあたりが、本当に難しく深い。

真の戦争の加害者は。。。戦争を決断した人。。。そいつは、戦争に行かない💢💢💢

ベトナム戦争での死者数は、ベトナム側で300万人以上、アメリカ軍5万8000人。

どの人も、その人の人生がひとつひとつあり、戦争によって、絶たれてしまった。

何のための戦争? 

私の中で、モヤモヤが続きました。

ネルソンさんは、今も昔も、世界中に。

ホスピスで傾聴ボランティアをしていた時、

☆人生最期に語られた戦争の話
高齢の男性から戦争時代の話を傾聴したことがあります。人生の最期に、当時のことを語られました。今まで口にすることはなかったとのこと。「私は1本のススキ・・・」、深い内容の話をされた後、最後に「すっきりした気分です」と語られました。秋も深まり、ススキを見ると、そのときのことを思い出します。

元特攻隊だったと話される老人のベッドの傍らに座っていると、

突然、病棟じゅうに響き渡るような大声で、敬礼をしながら叫ばれたことがあります。

突然の出来事に驚いた私は、内容が、わからなかった。

ただ、ずっとお腹の底に抱えたものが噴出した・・・そんな感じでした。

戦争トラウマ。。。

平和な環境で育った私にとって、想像を絶する苦悩があるのだと。

他にも、戦争で生き残った軍人さんたちが、寡黙になったり、家族に暴力をふるったりした話は、よく聞きます。

ネルソンさんは、アメリカだけではなく、日本にも、世界のどこの国にもおられるのでしょう。

何故、戦争を。。。。。。。。。。人間の愚かさをあらためて😢

映画館をでると、たくさんの、おしゃれな若者の笑い声が、あちこちから聞こえてきました。

若者のエネルギーが溢れる景色。。。。。平和な日本。。。

同時にネルソンさんの苦悩する姿が頭に。

混沌とした街で混沌とした私の頭😢

秋にしては、暑すぎる昨日の大阪。

戦争を、人間を、いのちを、平和を、たくさん考えた1日でした。

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