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☆人は、自分の人生しか生きられない

人生
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あたりまえのことを痛感することがあります。

人生を振り返るブログを書いていて、色んな事に気付きます。

今日は、その中のひとつ、「人は、自分の人生しか生きられない」

当たり前のことをつぶやきます。

引っ張られる私

ホントに当たり前のこと、それなのに、クヨクヨと悩むことがあります。

どちらかと言うと、心のケアをするとき、相手にひっぱられやすい傾向にある事、自覚しています。

研修を重ねたり、実際のボランティアをしていると、自分というものが見えてきます。

「あかん!引っ張られてるぅ~」と思うことも、しばしば。

相手の悲しみ、苦しみをすっぽりと引き受けちゃうのです。

かと思えば、あっさりしている自分を見つけることも。

この境界線は、なんなのかなぁ。他者に引っ張られる性格。

それを、救助に例えると、

川でおぼれている人を助けようとして、救助に入った側も一緒に流されてしまう。

心のケアも一緒かな?

自分をしっかりと持っていないと、一緒に流されてしまいます。

子育て時代の課題の分離

いっとき、ベストセラーになった「嫌われる勇気」を読み、アドラー心理学から、「課題の分離」について学びました。

民間の心理学講座でも、「課題の境界」の重要性について学びました。

ここまでは、あなたの問題! 私が引き受けるわけにはいかない!

というような、「課題の分離」

子育て時代には、「課題の分離」ったって、そんな、上手に分離するのは、難しい;

子供の悩みは、親の悩みでもあるのだから‥‥と思っていたことがあります。

その時に、思春期の息子から言われた言葉、強烈でした。

「俺のためって言って、実は、自分が不安なだけやろう。自分の不安を俺にぶつけるな。

俺は、自分の事で精いっぱい。お前の不安まで引き受ける余裕がない!」と。

(俺とかお前とか、激しい言葉ですが、当時のそのままで m(__)m)

「ドキリ!」

そのときは、子供から、教えてもらったなぁと。

子育てって言うけれど、子供から育てられることが、たくさんある事に気付きました。

まぁ、色々ありましたが、シニアになった今は、息子の事どころではなくなって、わが老後の心配が優先するようになりました。

同時に、生きにくさをもっている息子も、自分の足で人生を歩いて行っているように思います。

それぞれが、「自分の人生を生きる」

最近、私にとって、心が痛む出来事がありました。

ずいぶん、親しくしていた知人がいるのですが、色々と問題があり、3年程前から疎遠になっていました。

詳細は、書けないのですが、その知人が、数か月前に、ある事件を起こしてしまいました。

そのことを偶然、知ってしまったのです。

その知人は、実は、生きにくさを抱えている人でした。

良いところをたくさん持っている人です。ただ、ストレスに脆弱。

ストレスがたまると、周囲とぶつかる面がありました。

数年、経過していましたが、どうしているか、少し心配をしていたのです。

幸せに暮らしているといいなと思いながら。

その事実を知って、私の心は、モヤモヤ。

苦労して立ち上げた事業は? 家庭は? 健康状態は?

何かできなかったのか、今も何かできないか・・・・・

事情があり、こちらからアプローチすることは、できません。

事実を知って、色々と悩んでいました。

先日、一緒に雪国蟹蟹ツアーをしたとき、友にその話をすると、彼女は、一言。

「結局、人間は、自分の人生をそれぞれがしっかりと生きることしかできないよ。」と。

おちゃらけた話をして大笑いする友ですが、その言葉に重みがありました。

そうなのよね。当たり前のこと。

人は、自分の道を、それぞれ、生きることしかできないんだなぁ。

今は、遠くで、その知人のこと、心の中で祈ることにしました。

私の人生で、出会った縁のある人だったので。

そして、私も残された自分の人生をしっかりと生きていこうと。

この数週間、色々と私のこころは、ザワザワしています。

他者の人生を引き受けることなんてできない、そんなあたりまえのことについて、つぶやいてみました。

今日も最後まで読んで下さって有難うございました。では、また。

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