大阪人やからなぁ。
兵庫で育ったけれど、結婚してからの大阪生活がすっかり、長くなりました。
いずれにしても、関西人。
笑うこと、笑わせることが大好きです。
今日は、笑うこと、笑わせること、ユーモアの大切さについて、つぶやいてみます。
笑いから、遠ざかるとどうなるか?
私から、笑いを取るとどうなるか・・・。
それは、夫の入院生活に逆戻ります。
年明けからしばらく、笑いを忘れた私でした。
当然です。人生の危機なのですから。
夫の体調不良が日増しに顕著になってきた頃から、笑うことなんて皆無。
辛く苦しい生活が何か月も過ぎていました。
あまりに、辛くなると、人間、おかしくなるのでしょうか? 笑いに飢えた私・・・
夫が寝ている病室のベッドサイドで、私は、我慢ができず、テレビを見ようと腰掛けました。
色々と番組があるのに、選んだのは、お笑い番組。
20年以上前でしたが、私が付けた番組は「えみちゃんねる」
最近、終了した長寿番組です。
こんな時なのに、なんとなく・・・何故か、チャンネルをこの番組に合わせました。
実はこの番組が大好きでした。 笑うことを忘れていた私。
笑いを求めていたのでしょうか。
大声で笑うことはなかったのですが、番組をみて、久しぶりに「にやり」
その時に、目覚めた夫と、目が合い、なんとなく、後ろめたい気持ちがしたことを覚えています。
にも関わらず、笑う
ん・・・・?
どこかで聞いた言葉。「にも関わらず、笑う」
意外と、緩和ケア病棟の先生たち、ユーモアのある人が多いと感じています。
淀川キリスト教病院の柏木哲夫先生、野の花診療所の徳永進先生。そして、聖路加病院の日野原先生。
グリーフケアを勉強していた頃、先生方のセミナーや講演には、何度も参加しました。
皆さん、お話上手で、ユーモアたっぷり。
辛い時こそ、ユーモアを。
笑いがないとやってけないよな。こんな辛くて苦しいことばかり。。。ってところでしょうか。
当時の私、完全に笑いに飢えていたのです。
そう言えば、研究所時代、実習先のホスピスで、朝のミーティングに参加させて頂いてました。
とても、深刻な内容のミーティング。
そんな時、たまに、ボソッとドクターが冗談を言うのです。
深刻な張り詰めた場が、和らぎました。
ナース達の厳しい表情が一瞬で緩んで、笑顔になったことを思い出しました。
こんな深刻な、厳しい状況だからこを、緩みが必要なんですね。
そして、自死遺族会でも、結構、ユーモラスな、笑いの場面もあるのです。
悲しみのどん底にいても、人間って、笑うことができるんですね。
自死遺族だって、瀕死の状況にいる患者の家族だって、笑いたい時もある。
後ろめたくならなくても、笑いたい時に笑い、泣きたい時に泣く。
それで、いいんと違うかな?
にも、かかわらず、笑う。。。。。
笑いは、心のマッサージやぁ!
私が魅力を感じる人の共通点、それは、ユーモアのセンス!
これまで、ブログに登場してきた私の友達、みんな、ユーモアのセンスが抜群!
ユーモアって、特になくても生きていけるけれど、人生に必要なものだと確信しています。
あ!!! 思い出した!!!
「にもかかわらず、笑う」って、死生学の上智大学名誉教授、アルフォンスデーケン先生の言葉。
先生の講座も、私の書棚にCDとなって、並んでいます。
私の好きな心理学者、河合隼雄先生も、ユーモアたっぷり。
私にとって、笑いは心のマッサージ。
肩、背中と一緒なんですよね。笑わないと、血液の循環が悪くなる。
明日からも、引き続き、笑いのセンス、磨きまっせ!
笑いは、こころのマッサージやぁ!
ふと、思い出した、あの苦しかった病室での出来事。
私は、笑うことが好きなんだなぁ。
「にも、かかわらず笑う」・・・笑いは心のマッサージ。
今日も最後までお付き合い下さって、有難うございました。では、また。
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