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☆「星の旅人たち」 亡き人と自分に向き合う旅

人生

相変らず寒暖差が激しい日々ですが、なんとなく春めいてきました。

穏やかな季節が近づくと、どこか、旅に出かけたいなぁと思う私です。

そんな中、「X」で偶然知った映画「星の旅人たち」を観ました。

広大な風景が画面いっぱい広がるのですが、自宅でAmazonプライム、小さな画面での鑑賞。やや残念⤵

何度も書きますが、やっぱり映画は、映画館がいいなぁ・・・(それなのに自宅での手軽さにも弱い⤵(笑))

特にこの映画は、大きな画面で観たかったなぁ。

ざっくり、内容を書きます。

旅好き、バックパッカーの40歳の息子が、旅先で事故にあい、命を落とします。息子の気持ちを理解しようと、息子の聖地巡礼の旅を引き継いだ父親が、個性豊かな巡礼者たちと次々と出会い、人との交流の中で心癒されながら再生していきます。

旅の途中、要所要所に、亡くなったはずの息子が、登場します。

亡き息子が、父を温かい眼差しで見つめるのです。

映画の監督が実の父親を主演にキャスティング、そして息子役として自身も登場させています。

愛する人を亡くした時、色々な場面で、私も無性に亡き人の面影を求めていました。

月を眺めながら、あの遠い遠い月に行っても、亡き人はいないんだな。。。と絶望感でいっぱいでした。

遺族会でボランティアをしている時、四国お遍路巡りや青森恐山に参った方達もたくさんおられました。

亡き人を思いながら、自分自身を見つめる旅に出られたのかもしれません。

聖地巡礼の意味は、自らの煩悩を洗い清め、自身を見つめ直すことが一つとされているようです。

巡礼をしていると、亡き人に再会できそうな気持ちになるのかも。

亡き人と、そして、愛する人を亡くした自分と向き合う旅。

この作品の醍醐味は、世界遺産サンティアゴ・コンポステーラの景色、そして人間の温かさを感じられるところです。

壮大な景色を観ていると、なんだか、私も、旅に出たくなりました。

主人公は、私と同年齢の初老の男性。

私も元気なうちに、行動し、綺麗な景色をみておきたいな!と思いました。

我が家の長男もバックパッカー。

先日の連休も「今、ラオス!」とLINE。

「ラオス?どこやったっけ?」と地理に弱い母。(笑)

少しでも休みがあると、国内外に旅にでるのです。その行動力や羨ましい!

私も、これから先、動けるうちに行動しなくては。。。

「星の旅人たち」を観て、死別直後の自分と重ねたり、そして、旅に出たくなったり・・・

人の温かさを感じたり。。。

やっぱり、映画って、いいですね💓

これからも、アーモンドの人生の旅は続きます・・・

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