『阿修羅だな。女は阿修羅だね。
阿修羅ってね、インドの民間信仰上の神様なんだ。
外っかわは、仁義礼智信を標榜してるんだが、気が強くて、人の悪口を言うのが好きで、怒りや争いのシンボルだそうだ。』
・・・・・・・・・・ドラマ「阿修羅の如く」の中のセリフです。
女は、本当に阿修羅なのか・・・真実やいかに( ´艸`)
何度もリメイクされる作品
何度かブログにも書いてきたけれど、大人の女性を目指し、少し背伸びをしていた20代の頃、
自立した女性に憧れて、向田邦子さんのエッセイや小説を好んで読んでいました。
これまでもドラマ化、映画化されてきましたが、今回、是枝監督により、リメイクされた「阿修羅の如く」がネットフリックスで観られるとのこと。
四姉妹とその家族で展開される家庭内の人間像とその関係性。
以前にも、ドラマを観たことがありますが、
今回も、興味深く鑑賞しました。
私は、母とは高校時代に死別し、兄弟は、兄だけ。
父と兄との生活、結婚後は、夫と息子二人。
見渡すと、周りは全て男性と言う環境で暮らしてきました。
なので、身内に女性が少ないこともあり、姉妹の関係が、羨ましい。
幼稚園時代、近くに上品な姉妹がいて、洋服、りぼんやヘア飾り、おもちゃに夢があって、憧れたものです。
風呂敷を撒いて、背中におもちゃの刀を背負い、秘密基地を兄と作る・・・そんな日常でしたから(笑)
姉妹というものに、興味津々👀
ひとつ莢のなかの豆
『姉妹というものは、ひとつの莢の中に育つ豆のようなものだと思う。大きく実り、時期が来てはじけると、暮らしも考えもバラバラになってしまう』
上記もドラマに出てくるセリフなのですが、なるほど、上手に表現していますよね。
同じ屋根の下で育っても、結婚したり、自立したり、それぞれの道を歩く。そうしてそれぞれの環境が変化して、価値観や考え方も変わってくる
・・・わかるような気がします。
ドラマの中の大人になった4姉妹の関係性、そこに、それぞれの配偶者も絡んで、人間模様が面白い。
姉妹って、一緒に遊んだり、おしゃべりしたり、楽しそうだけれど、同性ということもあり、微妙な嫉妬とかあったりするのかな。。。と思いながらドラマを観ていました。
4姉妹の父親は、70歳近くなっても浮気をしていた。。。
昭和の男は、よく浮気をするなぁ(# ゚Д゚) いや、令和もそないに変わらんか(笑)
でも、このお父さん、何故か憎めない。
家族にも 浮気相手にも 愛情たっぶりだからか・・・
あかん! だまされてしまう。。。(笑)
いや、男性だけに限らない。
ドラマの中では、長女も、夫と死別後、妻ある男性と情事を重ねている。
夫と死別したけれど、私は、そんなんしてへんでぇ(笑)
ま、色気不足と言うことで(-_-;)
こう見えて(どう見えてるか知らんけど)、数件のアプローチは、ありましたが。←負けず嫌い(笑)
あかん、横道にそれましたm(__)m
妬み嫉みもあるけれど、やっぱり同じ莢で育つと愛がある
もめたり、喧嘩したりするけれど、そうは言っても、姉妹間の愛は、羨ましい💓
『妬み嫉みもすごいけれど、やっぱり、姉妹が不幸になるとたまらない』
そんな場面を観ながら、ホッとしたり、羨ましかったり。
姉妹の関係って、どんなかな?
経験したことのない関係性に、憧れてしまうアーモンドです。
愛情があるのは、男兄弟に対しても一緒ですけれど💕
向田邦子さんが編み出す生活の中の何気ないセリフや、言い回しには、ホント、脱帽です。
人間らしい、人間ならではの、人間くさい言葉の宝庫。
上手いなぁ・・・・・・・・・
昭和の時代を懐かしみながら、炬燵に足を突っ込みながら、ドラマ鑑賞。
寒い冬、たまには、そんなほっこりした時間もいいものです。
古き良き時代、昭和💓
懐かしい景色を観ながら、妙に落ち着くシニアの私です。
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