今年も、遅めの夏休みを取りました。
昨年は、学生時代の友人と長浜に旅行して、懐かしい友と再会できました。
あれから、もう1年。
ホントに早いΣ(・□・;)
今年は、懐かしい地を、ボッチ散策しました。
そんな1日を綴ってみます。
思い出に浸っていると、長いブログになってしまいましたm(__)m
亡父の幻の姿と、45年前の住居
これまでもブログに綴ってきましたが、デコボコ道の人生、
諸事情あり、ずっと転居を繰り返しました。
今回、散策したのは、その中の、ひとつ。兵庫県明石市。
実は、結婚前に神戸市垂水区に住んでいました。
神戸市ですが、最寄り駅は「明石駅」、 そこから神姫バスで15分程度。
45年前に父と二人暮らしをした街を散策したくなり、足を運びました。
母の突然の死、事業失敗、一家離散・・・色々あり過ぎた頃のわが家。
少しでもマシな住居に娘を住ませたいとして、父が探してきたのが、垂水区の賃貸新築マンションでした。
阪神間で育ったこと、そして、当時の私の勤務先が、三宮。
通勤時間がかかるし、全く馴染みのない土地、不満に思っていた当時のわがままな娘(=私)
そんなわがまま娘も、アッという間に、シニア世代(笑)
懐かしくなり、45年前のマンションを訪ねてみました。
明石駅で下車。駅は、とっても綺麗に整備されていましたが、当時の面影もあり、懐かしさがこみ上げました。
バスに乗車して、聞き覚えのあるバス停の名前に、鼻の奥がツーンとした私。
そうそう、そんな名前のバス停やったわ~。懐かしい💓
バス停を降り、マンションまで徒歩5分程度。
ほとんど、風景が変わっていない事に驚きました。そして、45年前に新築で入居した3階立てのマンション。
ボロボロになってましたが、まだ存在してました😢
307号室。当時、自宅だったドアの前に立ってみました。
中から、父が出てこないかと・・・ンなわけ、ないよね(笑)
あったとしたら、それは、幽霊😅
色々な思い出が一瞬で蘇りました。
諸事情で、父に反抗的だった私ですが、近くのグランドで一緒に早朝ジョギングをしたことを思い出しました。
そのグランドもまだ、当時のまま。
マンション周辺をゆっくりと散策したあと、明石駅に戻りました。
広い駅からひょっこりと、父が現れるような気がして・・・・・ンなわけないねんけど(笑)
暮らしていた時には、興味なかった明石駅周辺
神戸のアパレルで働いていた当時の私は、5年も暮らしていたというのに、明石駅周辺を散策したことは一度もありません。
仕事が忙しく、そして、北野町のお洒落な店での食事や、テニスやディスコでの遊びに夢中。
住んでいた土地には、全く興味がなかったのだと思います⤵
今回は、そんな明石駅周辺をゆっくりと、ボッチ散策してみました。
魚の棚商店街→お寿司ランチ→明石城跡→明石公園→明石市立天文科学館(プラネタリウム含む)
ウオンタナ(おー!おしゃれな響き→実は魚の棚)商店街のお店を見ながら、たこの「ぺったん焼」を買って、お楽しみのボッチランチ。
♬暑さに染みる生ビールとお寿司♪ 明石の魚は最高です♪
♬お天気に恵まれた(ってか暑すぎたけれど)この日の明石城跡がとっても素敵でした!
明石城跡と明石公園と鳥の群れ
♬毎日、通勤電車から見えてた、明石天文科学館。初めて訪問!
明治21年1月1日、ここが日本の標準時となったそうな・・・
懐かしい!!! 小学校時代に習った「東経135度子午線」 覚えていますか?
今、私は、東経135度子午線の真上に立っているぅ~♪
目と鼻の先に住んでましたが、初めて訪れました。展望台から見える明石海峡大橋と明石の町は、とっても美しかった♪
科学館内のプラネタリウム、今月のテーマは「源氏物語と月」 「明石の君」の話なり~!
涼しく、真上に広がる星たちを眺めながら、
いつの間にか、スヤスヤ・・・あれ?(*ノωノ) あかんしぃ!←だじゃれm(__)m
大蔵海岸の夕日を待ちながら、海で過ごした2時間
元明石市長の泉房穂氏が、大蔵海岸の夕日が綺麗と仰ってたことを思い出し、隣の「朝霧」の駅に行きました。
浜辺の公園まで、駅から歩道橋を渡ると、そこに、小さなお地蔵さん。
この陸橋で2001年に悲しい事故(明石花火大会歩道橋事故)がありました。
犠牲者の中には、小学生以下の子供さんが9名。お名前と年齢が書かれていました。
心の中で手を合わせながら、橋を渡りました。
夕日が落ちるまで、まだ2時間近くあります。どうしようかな・・・
綺麗な景色を前に、1人で海辺に座り、海を眺めて待つことに。
明石海峡大橋と、対岸の淡路島、その下を渡る船船船・・・キラキラ光る海と静かに繰り返される波音。
そして、心地のよい初秋の風。
ぼーっとして、過ごす贅沢な時間でした。
夕日は、海の向こう(少しずれてました)に落ちていきました。
今年の夏休みも、満足な日を過ごせました。
若かったころの私と、喧嘩を繰り返していた亡父。
そして、毎日、見飽きるほど通勤電車から眺めていたはずの海。
あわ~い色彩を伴い、蘇りました。
過去にワープできた上、綺麗な城跡や科学館、海辺の夕日と波音。
ボッチ散策ならではの自分勝手な時間の使い方に満足した1日です。
リフレッシュして、また、明日からの日常を過ごしていきます♪
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