あけまして、おめでとうございます。
2025年、皆様、どんなお正月をお過ごしでしょうか。
家族の健康に感謝しつつ・・・
2025年大阪のお正月は、穏やかなお天気に恵まれています。
家族が少ないわが家では、最近は、静かなお正月を過ごしています。
家族3人で、お屠蘇で祝ったあと、洋風おせちとスパークリングワインで乾杯、そしてお雑煮。
毎年、似たようなお正月を過ごしています。
家族が、心身健康で新たな年を迎えられることの幸せ。
それだけで、十分💕
と思うのですが・・・
ホントに、それだけでいいのかなと思ったり。。。。。。
不確かな時代を生きる
仕事が長期休暇となっているため、気ぜわしい日々と比べ、ゆっくりと新聞に目を通すことができます。
そんなとき、
元旦に、いいな・・・と思った言葉と出会いました。
表現力が乏しいので、「いいな」と書きましたが、
深く、豊かな言葉と出会ったとも言えるかも・・・
内田也哉子さんへのインタビューが記事になっていました。
「不確かな時代に生きていく事で大切にしたいこと」について。
『世界で起きている紛争は、全く他人ごとではない。無力な自分は何ができるか考える。誰かのために祈る。たまたま違う場所で生まれて紛争に巻き込まれている人がいる。そう思うことがまず一歩』と内田さん。
「無言館」 絵が亡き者の思いを伝える
以前にもブログに書きましたが、
長野県上田市に若くして第二次世界大戦の犠牲になった画学生たちの作品を展示している美術館「無言館」があります。
昨年、内田也哉子さんは、「無言館」の館主に就任されています。
私も、いつか訪れたいと思っているのですが、今のところ、実現できていません⤵
若き犠牲者の思いは、絵によって、観る者に伝わっているのでしょう。
そんな内田さんが、母親(樹木希林さん)を亡くし、心にぽっかり穴が開いた時、谷川俊太郎さんに会いに行ったそうです。
その時に谷川さんから、これからしたいことについて質問があったそうです。
内田さんが自分の思いを谷川さんに話すと、
『あなたがしたいことは、「おおきな視野でちいさなことをする」ってことなんだね』と言われ、その言葉が、ご自身の大切なメッセージとして心に残っていると書かれていました。
言葉の力と、言葉との出会い
「おおきな視野で小さなことをする」
この言葉は、私にも、ささりました!
世界中で起きている紛争や、災害、事件。
流れてくるニュースに目を向けることが辛くて、避けてしまうことがあります。
「生まれた場所が違うだけなのに・・・」と思いながらも、
スッキリしないまま、目を背けている自分がいます。
そんな自分にも、ちょっぴりと罪悪感を感じたり。
そやなぁ・・・・・ちいさなこと。
何もできなくても、「祈る」ことは、できるな。。。
どうしようもできない事に、心が痛むことってあります。
昨年末も、その前の年も、私も、そんな風に年を越したかな。
谷川さんは、さすが、言葉のプロフェッショナル!
谷川俊太郎さんが紡がれる言葉は、的確で、そして、他者のこころに響くよなぁ!
そんな風に思った、元旦の朝でした。
今年は、言葉との出会いを、大切にしたいなと思いました。
他者から、言葉の力をもらいながら、
自分自身でも言葉を紡ぎながら、考え、思いを深める。
ブログを通して、そんな1年になればいいかなと思いを新たにしました。
相変わらず、インフルエンザが猛威をふるっているようです。
皆様、お気をつけて💕
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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