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☆「超国宝」が超満員 喧騒と静寂の時空間を体験

エッセイ

先日、奈良国立博物館開館130年を記念して開催されている特別展『「超国宝」祈りのかがやき』に行きました。

4/19~開催され、明日6/15で終了します。

おーっ!平日なのに人、人、人

現職場の友S子さんから「とても良かった🤩」との感想を聞き、そして、新聞などでも高評価されていたので、足を運びました。

開館前に到着するように、朝7時過ぎに自宅を出発! 9時15分には現地到着!

ここまでは、メチャ順調でしたが、現地に着くと「まさかっ!!!」の人の山。

中高年の人、人、人で埋め尽くされています(笑)

「ぎょへっ!今日は、平日やん!」 

なぁるほど、シニアには、毎日が土日祝日なのでした。忘れてた(笑)

ここでも日本の高齢化を実感したアーモンドです。

どこまでも続くオープン待ちの人の列
奈良国立博物館入り口
奈良国立博物館出口近くの日本庭園

近くで観られた百済観音像

オープンと同時に、意外とスムーズに人は流れました。

早速、岡田准一ナビゲーターによる音声ガイドを首からぶら下げ、順路通りに回っていきました。

最初に目にした「百済観音」のスレンダーな姿に、しばし感動。

手に取れるような近い距離でゆっくりと百済観音のまわりを一周し、悠久の歴史に思いを巡らせました。

ふーっ! 

飛鳥時代から令和の時代に・・・・・・・すごいなぁ。守られ続けてきた宝物。

浅学なアーモンド。

国宝に特に興味があるわけでもなかったので、前もって、YouTubeで予習をしていきました。

ポイントポイントを押さえているつもりでしたが、人の波にのまれそうに進んでいったので、順路案内もよく見えなくて、途中で、「ここはどこ?」状態。

あ~ぁ。。。。。。。ここでも、方向音痴ぶりを発揮⤵ 警備の方に順路を教えてもらって、進んでいきました。

菩薩半跏像の姿に感動

最後に締めくくられる「菩薩半跏像」、漆黒の優美な姿にうっとり。

人込みの空間であることをしばしの時間忘れ、見入ってしまいました。

めちゃ、混んでいたけれど、「来てよかった💕」と思った瞬間でした。

最初の小部屋で「百済観音」に魅了された観客が、

最後の真っ白な小部屋で「菩薩半跏像」に遭遇し、圧倒される。

そんな空間の演出がなされていたそうですが・・・・・・

人人人の波で、空間がなくなっていたことが、誠に残念⤵

もともと、閉幕の直前にバタバタと駆けつけたミーハーアーモンド。

空間の演出を感じたい💕なんて、望むのは贅沢過ぎました(笑)

奈良の漬物と白ご飯のランチ

時間を見ると正午をすっかり過ぎていました。

博物館前の小さな和食のお店をみつけ、ふらりと中へ。

今や貴重となった白ごはんとお漬物の食べ放題のお店でした。

テラス席に座り、山盛りのお漬物、ほうじ茶、白ご飯、お味噌汁、温泉卵。

朝ごはんのようなランチでまったりと。

朝ごはんのようなランチ 今や白米は高級食材
誰もいないテラス席でまったりと和食

鹿と海外旅行者の間をぬいながら、近鉄駅までテクテク帰路につきました。

混んでて「ごめん」と頭を下げる鹿・・・知らんけど(笑)

悠久の歴史と人の力

学生時代の日本史の教科書、各時代の最後には、文化のコーナーがあり、仏像などの写真が掲載されていました。

退屈な授業中に髭を書いたり、落書きをしていた罰当たりなアーモンド。

シニアになった今、教科書の中の仏像や仏画の写真が、今、目の前に現れ、蘇りました。

「見た事、あるある♪」って感じ。

いかにもミーハーです(笑)

そんなアーモンドですが、超国宝の世界に足を踏み入れ、

悠久の時の流れの中で、守り継がれた日本の宝物を観ているうちに、

携わってきた各時代の人々の智慧と努力に感動し、人間の力にも圧倒された1日となりました。

百済観音と菩薩半跏像に魅了された貴重な時間。

人混みと仏像、喧騒と静寂

とっても、不思議な時空間を過ごすことができました。

できれば、静かな空間で百済観音や菩薩半跏像と向き合いたかったな・・・

昭和、平成、令和の3時代を生きたアーモンド。

残された人生、令和の「今」を大切にしていきたい・・・そう思ったのでした。

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