先日、スピリチュアルケア、グリーフケアを共に学んだ友と数年ぶりに再会しました。
家は近所。徒歩圏内です。(これまた、不思議な偶然の一致)
10年以上前に出会い、そして、共にスピリチュアルケア、グリーフケアを学びました。
自死遺族会のボランティアとしても一緒に活動していたのですが、
それぞれの事情、そして、コロナの影響も重なり、活動は、お互いに休止。
なかなか、逢えずにいました。
彼女は、この数年の間に離れて住む両親の遠距離介護をされ、二人を見送られました。
その後、実家の後処理などで、忙しくされていたので、たまにラインをする程度でした。
先日、紹介した小西達也先生の著書が出版されたことをきっかけに連絡。
再会が実現しました。
市内の大きな公園で、ランチをしながら近況報告する予定でしたが、季節外れの猛暑。
熱中症で倒れては、どもならん!とのことで、予定変更。
室内でランチ、色々な話に花が咲きました。
「思い起こせば、私達、本当によく勉強したよね!」
懐かしい、当時のことを語り合いました。
臨地集中実習で体験した厳しいグループワークのことや、遠方の学会に参加したこと。
ボランティア活動のこと。
自死遺族会を通して、目の当たりにする遺族の苦悩。
世間一般に理解されていないことについて。
そんなことを語り合った日々を懐かしく思い出しました。
研究所を修了後、二人で、「自死遺族の苦悩」について、まとめました。
自死遺族の苦しさ、辛さ、悲しみをどんな風に伝えるか。
共に考え、議論し、ようやく、できあがり、研究所で発表をしました。
その一部をブログでも既にアップしています。『愛する人を自死で亡くしたら・・・』
「語れない死」が、「語れる死」になるよう、どうしたらいいか・・・。
そんなことを、二人で真剣に考えた日々。
あれから、6年以上。
本当に時の流れの速さを実感します。
「お互いに、再会を機に、これからまた、学びを深めていきたいね」と話しながら、豊かな再会の時間は終わりました。
人生で、出会った学びと、一緒に学んだ仲間。
出会いの不思議、不思議な出会い。
今日は、酷暑の中、友と再会した1日をつぶやきました。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
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