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死後の世界?
あるのか、ないのか?
いろいろな本や番組を見ましたが、結局、わからない。
先に逝ってしまった愛する人たち。今、どこにいるのかしら?
どこかで元気で(?)いてくれたら、いいなぁ。・・・
いつの日か、必ず会えると信じつつ、
今日は、あの世について、つぶやいてみます。
死別直後に望んだ「あの世」
母や夫と死別したとき、どこかに必ず存在していると信じていた私。
それは、今も同じで、いつか会いたいと願っています。
肉体が亡くなってしまっても、魂が残っている。。。
そう信じて、お盆の行事などがあるのですよね。
きゅうりに乗って先祖が帰ってきたり、ナスに乗ってあの世に帰って行ったり。
「迎え火」「送り火」を焚いたり、いろんなものをお供えしたり。
「あの世」がなければ、わざわざ、そんな行事もないのかも・・・。
そして、ワタクシ、不思議な体験もしました。
夫の死後、ずっと、夫の部屋のテレビ台から「軋み音」が鳴っていたのです。
まぁ、ボロくて(笑)軋んでいただけかも知れないのですが、頻繁にバキバキなっていました。
それも、かなり大きな音で。
夫が元気だった頃は、このテレビ台から軋み音なんて聞こえなかった。(はず)
覚えていないだけかもしれませんが。。。
怖い!という感覚はなく、「あ~、お父さん(夫)が、存在を伝えているな。」と感じていました。
不思議・・・・ですね。 ラップ音だったのかも。
そして、ある程度の月日が流れて、気がつくと、軋み音は聞こえなくなりました。
夫も、この世の周りをウロウロする時期(49日?)が過ぎ、天国かお浄土にちゃんと辿り着いたのでしょうか。
それなら、良かった!
臨死体験の本
あの「知の巨人」と呼ばれた立花隆さんの著書、「臨死体験」を死別後に読みました。
上下2冊、かなりボリュームのある本ですが、あの立花隆さんが書いているという所に説得力を感じ、読破しました。
そして、以前、ブログにアップした、「死ぬ瞬間」で有名なエリザベス・キューブラー・ロスも死後の生について書かれている本を出しています。
色々な書物や番組から、私も死後の世界を信じたいと思う気持ちが強まった頃です。
ちょうど、その頃(?それより少し前にヒットしたかも。。。)、シャーリーマクレーンの「アウト・オン・ア・リム」という本を読むなど、死別直後には、かなり精神世界関係の本を読んでいました。
私が勉強をしたスピリチュアルケアとは、全く違う意味のオカルト的なスピリチュアル。
精神世界に浸っていた時期でした。
とにかく、夫の死後の存在について、はっきりと肯定したかったのだと思います。
そう言えば、私、30代のころ、英国スピリチュアルリズムに興味があり、「シルバーバーチの霊訓」を全巻、読んだことがあります。
あ~、当時から、死後の世界に興味ありありだったのだなぁ。
夫と交信できるかも・・・
死別直後、隣町の心療内科の一部で、死別した人と交信できると言う情報を得ました。
今から思うと心療内科の場所を使うのは、不思議ですが、たまたま場所を借りていただけなのか。
それも記憶にはありません。交信されるのが、どなただったのかは、すっかり、忘れました。
(こちらも、既に遠い昔? 20年程前のこと、記憶が曖昧ですが、)
申し込んだ記憶だけは、はっきりと覚えています。
当時、かなり人気があったようです。既に2年待ち。2年もかかるんだ・・・・。もちろん、待つつもりでした。
そして、既に申し込んだことも忘れそうになった頃、順番が回ってきたと、連絡がありました。
多くの人が交信できますが、なかには失敗することも・・・などの説明を受けました。
いざ、番が回ってきたら、そのときは、「もう、必要ないな。」と直感的に思い、断ったことを思い出します。
何故断ったのか・・・・もう、交信しなくても、いいかなと感じたのかな。
なんか不思議。あれだけ、望んでいたのに。
ゴータマ・ブッダの「無記」
そして、今も私は、生きています。
死別直後から、かなりの時間も流れました。
よって、「あの世」について、私の中で、考え方が少しづつ変化しているように思います。
死別直後は、どこかに愛する人が元気でいる(?)と信じたい自分がいて、精神世界の本や、臨死体験の本を夢中になって読んでいました。
死をどこかで受け留めきれてなかったのかなと思います。
死後の世界をゴータマ・ブッダは、「無記」・・・その質問には答えないということ。
口で言ってもわからないから言わないとのこと。
先日、ブログで著書を紹介した南直哉老師も、次のように語られている。
死後問題にまともに答えるとおかしなことになる。なぜなら、答える人は例外なく生きているからである。死んだ人間が出て来てインタビューに応じるならともかく、生きている人が「死後」について語れるわけがない。それは生きている人が、生きている間に、生きている経験として、話すことである。「死後」とはまったく関係ない。
考える人 お坊さんらしくない南直哉 より
ということは、死後の世界や霊魂について、誰が何を言おうと、それが正しいか間違っているか判断する基準が無いわけで、だからブッダは答えなかったのである。
私もこれにする(笑)
わからんものは、答えようがない。今は、この説?が、私には、しっくりくる。
何故ならば、生きている私は、死んだことがないのだから。。。。
以前、何処かで読んだ記憶があります。
「大海の中の一滴の雫になる」 要するに「我」がなくなって、全ての中に溶けこむ説。
この説も、いいかも・・・・けど、まだまだ自我の強い私。
自分がなくなるのが怖い!なぁ。 まだまだやなぁ。(笑)
あの世は、脳の問題か、はたまた実際に存在するのか・・・・。
秋の夜長。。。皆既月食を横目に、今日は、「あの世」についてつぶやいてみました。
最後までお付き合いくださって、有難うございました。では。
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