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一生の間に出会う人の数って、何人くらいなのでしょうか?
人それぞれ、環境や生命の長さにもよりますよね。
世界人口は2022年11月15日に80億人に達するとのこと。
👆(2022年7月11日付 国連経済社会局プレスリリースより)
そして、時代を遡ると、この地球にどれだけの人が存在したのか・・・・
私が生まれて死ぬまでに出会った人。一人一人が、とても縁があると言うことなのですね。
今日は、私が経験した、ある「出会いの不思議」について、つぶやいてみたいと思います。
『やさしさに包まれて』を聴いて
夫との死別後、生きること、死ぬこと、ターミナルケアに関する本を読み漁っていました。
その頃、ある講話集が目にとまりました。
東札幌病院で副院長をされていた先生の「石垣靖子講話集 やさしさに包まれて」です。
CDでも聞くことができると知り、早速、購入。ホスピスケアの経験をやさしく語られていました。
素敵な方だなぁと、思いながら、CDを聴く毎日でした。
その優しい声で語られるやさしい講話。
聴いているうちに私の心もほっこりしたのを思い出します。
研修での偶然の出会い
グリーフケアを勉強して2年目後半。
夏の終わりに、1週間の研修プログラムに参加しました。
研修内容は、以前にもアップしたのですが(「スピリチュアルケアについて」)、1週間の予定で、かなりハードな内容で実施されます。
初めての朝、ドキドキで参加した日のことを覚えています。
私のチームを担当してくださる新しい先生の紹介がありました。
アメリカの病院でチャプレン・レジデントとしてCPEプログラムを1年間受けて、次にハーバード大学で神学を学ばれたと言う、なんだかすごい先生! 泣かされないかなぁ・・・(笑)
この時が、何も知らない私に「スピリチュアルケア」を教えて下さった小西達也先生との出会いでした。
ドキドキして研修を受け始めたのですが、
初日に自己紹介をしたときのことです。(10年以上前。。。やや、あいまい 笑)
私:「夫と死別後、生死に関わる事に興味があり、石垣靖子先生のCDを聴いているうちに、この勉強をしたいと思いました。」
小西先生:「えー! それは、偶然ですね。私が日本に帰ってくる後押しをして下さったのが、石垣靖子さんです。先週もお会いしたところです。」
アメリカから帰国され、東札幌病院ホスピスでチャプレンをされていたとのこと。
ぎょぎょ! 毎日、私が聞いていた、あの憧れの石垣先生のお知り合いとは。。。。
なんだか、偶然過ぎて。。。。。こんな事ってあるんだなぁと、またまた「意味ある偶然?の一致」に驚き、そして、感動。
日本のチャプレン
何も知らなかった私(いや、今でも奥深過ぎて、相変わらず未熟・・・)に、傾聴ケアの基本を教えて下さいました。
チャプレンとして、帰国後も日本の病院や在宅ホスピスでスピリチュアルケアを実践されていました。
チャプレンという仕事、
チャプレン(chaplain)は教会、寺院に属さずに施設や組織で働く聖職者(牧師、神父、司祭、僧侶など)。語源的には、それらの施設に設置されたチャペルで働く聖職者を意味するが、実際には必ずしもチャペルが存在するとは限らない。アメリカ軍では、宗教に関わらずラビ、イマーム、僧侶など、従軍するあらゆる聖職者を意味する
ウィキベディアより
となっています。
現在は、大学看護学部で教壇に立たれながら、「スピリチュアルケア」研究者として活躍されています。
先生から学んだ「スピリチュアルケア」、詳細は、また別の機会に。(奥が深いのだ😰)
ホスピスで傾聴をしていた頃、とてもきつかった時期があります。
傾聴をしている私の心が、沈んでしまうことも・・・。(セルフケア不足!)
偶然、東京のある学会で先生とお会いし、思わず、こころの内を聴いて頂いたことがあります。
私の話にしっかりと耳を傾けてくださいました。
先生に話をしている内に、気持ちがスッキリした事、思い出しました。
先日、記事に書いたブログ「聴く人、語る人」の経験そのものでした。
研究所修了後も、1年に1度程度、少ない頻度ですが、近況を報告させて頂いてます。
ずいぶん、お会いしていませんが、たまに先生の講義をZoomで受講させて頂いてます。
また、いつかお会いできれば、貴重なお話を聞かせて頂き、学びを深めたいと思っています。
私の経験した、不思議な出会いのひとつ。。。
残された人生、まだまだ、出会いがあるかも・・・。
今日は、不思議な出会い、出会いの不思議・・・について、つぶやいてみました
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
では、また。
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