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☆森永卓郎さんの最期の言葉にあっぱれ

メメントモリ

ほぼほぼ、私と同年齢の森永卓郎さん、最期まで生きぬかれました。

亡くなる前日にもラジオ放送に出演、ご自身の思いをはっきりと話されていました。

「1週間何も食べてなく、身体がボロボロだ」と言いながらも、ラジオ番組にリモートで出演され、「今日、いけるところまでいきます」と。

石破総理の施政方針演説の「楽しい日本」の発言、周りからは非難されていましたが、

森永さんは、「案外、それ(楽しい)が正しいんじゃないか」と語られていたのが、印象的でした。

社会の分断と、弱っている人を袋叩きにする世の中の風潮に対して言及、

弱っている人をボコボコにしてストレスを発散している人について、それでいいのかと。

世界を見ても同じ。社会を分断する方向に動いているのが正しいのか。そうじゃないだろう。

私たちは、何のためにこの世に生れてきたのか。人を袋だたきにするために生れてきたのではないと思う。

どうしたら、皆が楽しい社会、楽しい文化を追及できるのかってことを、今、問い直さなければならない。

(フジテレビの問題にも触れられ、)

世の中の役にたたないもの(エンターテインメントなど)が、案外、世の中に役に立つんじゃないか。

エンターテインメントは、楽しい社会を作るのに貢献できるんじゃないかな。

↑これって、亡くなる前日の言葉なんです。

すごい! 

意識もしっかりされていて、的を射てると思うのです。

痛みがひどくて身体がボロボロと言いながら、ご自身の思いをこんなにもはっきりと伝えることができるなんて。

亡くなる前日なのに・・・・・・・・

意志の強さに驚きました。

最期まで、ご自身の思いを必死に伝えた、その意志の強さに、あっぱれです。

最期の言葉、「楽しいことが正しい」と言うこと。

精一杯生き抜かれた姿に、私も力をもらいました。

同感するところが多くて。。。。。。。

私も人生を楽しく生きたいと思っているのです。

そして、私の人生にも、それなりに、色々あったけれど、楽しく生きてきたような気がしています。

いや、今でも楽しみを見つけながら、生きています。

石破さんの言葉には、心が動かなかったけれど、森永卓郎さんの言葉には、素直に同感できるのです(笑)

みんなが楽しく生きられる、そんな社会になりますように。

人を傷つけるために、私たちは、生まれてきたのではないのだから・・・

癌で死ぬということは、準備する時間があると言われています。

私の夫の場合は、あまりにも闘病期間が短くて、

準備できるなんて言葉が、しっくりと来なかったけれど、森永さんの闘病生活をみていると、なるほどと思えました。

人生の仕上げの時期を、しっかりと過ごされたのですね。

いつ死んでもいいように、日々を精一杯生きろと言われても、流されてしまうのが、人間の弱さ。

それでも、ゴールが、ほぼほぼ示されると、準備しやすいのかも・・・・・・。

森永さんは、最期まで、私に、色々と気づきを与えてくれました。

森永卓郎さんのご冥福をこころからお祈りいたします。

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