今朝、友人からラインが来ました。
今年3月、息子さんと悲しい別れをされた方です。
ラインの内容は、「勇気と覚悟をもってこんな会をします」との短い文章と彼女主宰の講演会案内チラシ。
講演会タイトルは、「自死遺族のひとりとして」
上智大学グリーフケア研究所で一緒に机を並べた仲間です。
当時、①配偶者を亡くした、②自死遺族 ③子供は息子ばかり などなど、共通する面が多く、仲良くさせてもらっていました。
一緒に、厳しい厳しいグループワークをしたり、死やグリーフについて、色々なことを語り合ったり。
卒業後もお誕生日には、必ず私にお花の写真を送ってくれています。
自死遺族会でボランティア活動をしたのも、彼女からの紹介でした。
以前、活動を通して「自死」は語りにくい死であることを実感し、ブログにあげました。
18年前に配偶者を自死で亡くし、今年の春、長男さんを同じ自死で亡くされました。
先のブログでも書きましたが、どんなに過酷でも人生は続くのです。
その過酷な試練は、彼女にも訪れました。
過酷・・・この言葉を聞いた時、彼女をまっさきに、思い浮かべました。
あれから、どうされているかな?と思っていたのですが、
「来年2月に、自死への偏見をなくしたいと講演をします。」と連絡がありました。
彼女らしい・・・
ずっと、自死遺族の支援をしてきた彼女が、「勇気と覚悟をもって」開かれる予定の講演会。
研究所卒業後も、自死遺族支援をしながら、障がい者支援の仕事をずっとされてきました。
ひさしぶりに、彼女の講演を拝聴しに行く予定です。
私の人生で出会って、「生きること、死ぬこと」を一緒に勉強した彼女。
これからも、彼女らしく生きていかれるのだと。

読みにくいので、中ほどの文章をあたらめて・・・
18年前に夫を自死でなくしました。
夫が亡くなった後の学びや遺族会での経験を通して、自死に対する自分の偏見が自分を苦しめていたことに気づきました。そして去年・・・長男も自死でなくしました。自死への偏見がなかった為、純粋に悲しく、寂しいのです。
長男のことをきちんと語れる日が来るかどうかは分かりませんが、夫のことを語ることで、偏見を無くし、遺族の辛さを少しでも減らせればと考えています。
参加費無料 申し込み不要 手話通訳あり
2026年2月1日 14:00~15:30
三田市まちづくり協同センター 講座室(キッピーモール 6階)
Email:hainijidesu1229@docomo.ne.jp
早速、来年の予定表、2月1日に印をいれました。
今年、私にも、友にも それぞれに、色々な時が流れました。。。。。。


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