タイムワープ東京の旅、二日目。
私の希望だった「浅草寺周辺」を案内してくれるとのこと。
ワクワク♪
それぞれの人生
親の介護が大変だった50代を通過すると、今度は、配偶者の介護がやってくる60代。
私は、母を早く亡くし、父の介護も補助的にしただけ。夫は早逝したので、介護で大変な思いはしていません・・・
それぞれの人生・・・
昨日、東京で再会したひとり、E子さんは、夜、障がい者施設で仕事をしながら、日中は、脳梗塞で倒れた夫さんの介護。
やっと、夫さんが入所する施設が決まったそうです
なので、残念ながら、今日は、E子さんとは、会えません。
マリさんは、茅ケ崎に住んでいて、今日は、お昼前に、合流してくれるとか。
マリさんは、高齢者向けのお弁当屋さんをNPOで立ち上げて、仕事をされています。
Kさんも仕事ですし、68歳もそれぞれに、忙しい日々です。
創業元禄三年の和紙問屋を訪問
目黒に住んでいるS子さんが、朝から、東京案内を担当してくれました。
S子さんは、行動力のある女性。
日本泳法で水泳を続け、茶道もずっと続けているとか。ヨットも乗るし、高校時代は、ピアノも上手でした。
夫さんの趣味の将棋大会に同行して、海外各地を訪れているそうです。
S子さんは、海外現地では、夫と別行動。
ひとり旅を楽しんでいるそうです。
軽井沢のひとり旅でドキドキしているアーモンドとは大違い(笑)
彼女も夫さんもフランス語は堪能。
日本語も怪しいアーモンドは、羨ましい限り。
S子さんは、海外で困らないため、英会話の勉強もしているとか。
どこまでも、行動力のある女性です。
日本泳法は、腹圧をかけ、お尻をギュッと閉めるため、彼女のお腹はペタンコ。
スタイルも引き締まっています。私と、同じ前期高齢者(笑)
引き締まった腹、その陰に努力があるのですね。
そのS子さんが最初に案内してくれたのは、浅草通りにある、「江戸からかみ手漉き和紙」のお店。
創業元禄三年の和紙問屋。元禄!👀 すごっ! 300年以上前。
Y子さんが、和紙に絵を描いているのと、S子さん自身も和紙が大好きで、こちらのお店をチョイス。
Y子さんは、絵画用の和紙をお買い上げ。
私は、あくまで目の保養、 素敵な手漉き和紙を見るだけで満足しました。(笑)
そういえば、私の亡き夫も和紙が好きでした。。。。。懐かしい思い出😉
丁寧に暮らす友、ドタバタ暮らす私(笑)
次に向かうは、かっぱ橋道具街。
和紙のお店で、「昨日は七夕まつりで賑やかでしたよ。1日違いで残念でしたね」と言われたけれど、
暑い中の人込みは、シニアには過酷すぎます。「昨日でなくて、よかった!(と心の中で呟く)」
ここもインバウンド客で賑わっていました。
かっぱ橋道具街入り口で、マリさんと合流。
和食器の店、包丁店、食品サンプルの店、籠屋さん、、、、等々、なかなか、面白いお店が並んでいます。
S子さんは、手作り梅干し用の干し籠をお買い上げ。
ここで、初めて知ったのですが、S子さんの家には、電子レンジがないそうです。
ぎょぎょっ! 今どき? 電子レンジがない?
朝から、何度も「チン! チン!」と音を立てるアーモンドの台所とは大きな違い。
話を聞いていると、梅干を作ったり、魚をおろしたり、料理にも時間をかけているようです。
丁寧に暮らしている! そんな印象を受けました。
アーモンドの雑な家事とは大違い(笑)
それも、これも、それぞれの、人生です👀
「どぜう」と生ビール
猛暑のなか、浅草寺に向かいながら、アイス最中を食べ歩き♪ 美味しかった♪
S子さんとマリさんが、案内してくれた昼食の店。
それは、「どぜう」と「ウナギ」のお店でした。
酷暑の中、二人とも、ばてて居るだろうと、相談して、案内してくれました😢
ありがとう!
「どぜう飯田屋」
ほねぬき鍋、柳川鍋、ほねぬき汁、ウナギのかば焼き等など。
たくさん注文し、四人で仲良く分けて食べました🍲
そして、生ビール🍺
酷暑に生ビールは、たまりませんわぁ!
なかなか、大阪では食べないメニュー。
マリさんやS子さんの素敵なチョイスに感謝!感謝!
浅草ならではの、お店を東京組二人がチョイスしてくれました。良い思い出になりました💕有難う💕
浅草寺と同級生の愛あるお土産
ほろ酔い加減で、向かった先はインバウンド客でごった返す「浅草寺」
一度は行きたかった有名なお寺。
暑さと人込みでゆっくりと楽しむことができなかったけれど、雰囲気を味わい、納得。
このクソ暑い中、着物を着たインバウンド客、そして、人力車を引く若者たち。
暑いけれど、皆、笑顔だったのが印象的。
やっぱり、旅行って、誰もが楽しい♪
色んなお店が出ていて、その前を歩きながら楽しみました。
お土産屋さんに立ち寄り、これまた、東京組さんからと言うことで、お土産を頂きました。
暑い中、案内までして頂き、そのうえ、お土産まで。。。
どこまでも優しい中高時代の仲間たち。ホントに有難う💕
男を見る目は養われなかったけれど、良い友と出会えたよねっ💕
4人で東京駅に向かい、駅の下で、新幹線出発まで、カフェオレを飲みました。
中高時代の思い出を語り、楽しい時間を過ごしました。
「ねぇねぇ、中2の時、アベマリアコンクールで歌った歌、覚えている?」とS子さん。
毎年、学年単位で競う合唱コンクールがありました。
中高、6学年ごとに色々な「アベマリア」を歌い、競うのです。
「アヴェ・マリィア♪、グラティナ、プレーナ♪ ドミヌス・テークム♪ アヴェ・マリィア~♪」と歌いだす私。
一緒に歌いだすS子さん。
歌い始めると、不思議に覚えているんですよね。50年以上前のラテン語の歌詞。
どんだけ、練習させられたか(笑)
一気に中学時代に戻った私たち。なんだか、ウルッとしてしまいそう😢
色々な先生の話も出て、あっという間に、新幹線までの時間が迫りました。
みんな、本当に有難う!
50年。
きっと、それぞれ、色々なことがあったに違いない。私も含めて。
今も、まだ大変な思いをしている友もいる。
だけど、50年前の共通の思い出は、それぞれの心の中に、あったかく存在しているはず。
人生の中で、共に過ごした6年間。
暑い、暑い50年目の夏の再会。
少し迷ったけれど、思い切って旅してよかった!
誘ってくれたY子さんにも感謝です💕
「次は、古希よ! また、東京で、皆と再会しましょ!」とY子さん。
それまで、皆、元気でいましょうね💕
E子さんも、夫さんの介護と仕事、ホントに大変だけれど、ご自身の身体を壊さないでね!
「男を見る目が育たなかったわぁ~!」と女子校12年通ったKさんの言葉(笑)
男を見る目が育たなくても、素敵な仲間に出会えたので、💮と言うことにしましょ(笑)
今度の東京への旅も、実現するよう、私も引き続き、健康に注意しながら大阪で頑張ります!
母が急逝した高3の夏、Y子さんとS子さんとが、私の家に泊りがけで来てくれました。
一緒にサンマをおろし、クリームコロッケを作ったの、覚えています。(←食べ物は覚えている(笑))
二人とも、覚えているかな?
アーモンドの人生のピンチ! 縁があった友たちに、助けられてきたんですね。
不思議な出会い、出会いの不思議。
アーモンドの人生の旅は、これからも続きます♪
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