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☆『返すのはお金やない』日本の奨学金制度

人生

寒い! 

夏が暑くなったら、冬は暖冬かと言うとそんな単純なものではないらしい。

列島各地は、今シーズンの最強寒波到来で、場所によっては、災害級の豪雪だとか。

関西地方は、寒いけれど、それほど雪の影響は出ていません。今のところ。

雪で思い出す受験の日

この時期、思い出すことがあります。

中学受験合格発表の日、雪の残る坂道を母と一緒に登ったこと。

「(雪と試験に)滑りませんように!」と祈りながら。

そして、大学受験当日。

雪が降り、外の簡易トイレに震えながら並んだこと。

ぶるぶると寒さと緊張で震えていたっけ。

そう思えば、50年以上前の関西地方は、雪が降る日が意外と多かったのかも。

学費の心配 自分の時と息子の時

受験と言えば、今、日本の奨学金制度が話題になっています。

大学時代、父は事業に失敗し、大変な状況の中でも、学費を工面してくれました。

その分、ちゃんと勉強をしていたかと言うと、それは、疑問m(__)m

今さらですが、ホントに感謝・・・(したい時に、親はなし😢 あの世で、お礼を伝えます😢)

そして、私が親になったとき、

息子二人が高校受験をするときには、既に、夫は亡くなり、ひとり親家庭となっていました。

私が、親からしてもらったのと同様、

息子達には、金銭面で進学先を断念してもらいたくないと考えていました。

息子たちが希望する学校で、勉強してもらいたい!

それが、親心。

とは言っても、ひとりでの子育てが始まって、まだ、2年。

未亡人初心者マーク🔰

金銭的にも、不安がいっぱい。

自分の力が及ばない時は、お世話になるつもりで、奨学金を申請し、保険のような気持ちで借りたことを思い出します。

なんとか、手を付けずに、卒業と同時に返金したことを覚えています。

私に、仕事が見つかり、健康で働けたこと。

ラッキーだったと言えます。

若者を育てるということ

ところで、日本の奨学金制度についてですが、8割は貸与型で返金しなければならないとか。

優秀な学生は、給付型で返金しなくてもいいようですが・・・給付型は、貸与型に比べて少ないらしい。

卒業後、奨学金返済義務が生じて、社会人になるときには、金銭面でマイナスからスタート😢

奨学金返済のために働く・・・

この国は、若い人を育てようと言う気持ちがないのかな・・・

と、モヤモヤしていたら、radikoから、

『奨学金に利子をつけるなんて、サラ金と変わらんやん! 返してもらうのは、お金やない!』

元明石市長、泉房穂氏の声が聞こえてきました。

ええこと言いはるわ!

返してもらうのは、お金やない!

そのとおり!

教育を受けた者が、何らかの形で社会に貢献していく。

長い目でみると、国全体の成長に繋がるのに。

寒い寒い三連休の初日、自分の受験の日、そして、受験生の母親だったときのことを思い出しました。

それに関連した奨学金のこと。

可能性いっぱいの若者が、奨学金で苦しむことがありませんように!

雪が降っても、心は、温かい社会であって欲しいなぁ。

政治家さんたち、しっかりしてや! 

と、思わず、つぶやいたアーモンドでした。

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