先週、勤務先の廊下で、40代くらいの男性から声をかけられました。
「あの・・・前に対応してもらった者です。わかりますか?」
「あ・・・ごめんなさい。ちょっと・・・。」
「そうですよね。たくさんの方が利用しているから。」
1日に、ホントにたくさんの人が利用する場所です。
「えっと、ごめんなさい・・・・・」
「○○云々の内容でお話しさせて頂いて、聞いてもらったことが、印象に残っていて、お礼を言いたかったのです。何度か見かけていたのですが、今日、やっと声をかけさせていただけました。」
これって・・・・告られてる? ←アホです。
いや、残念ながら、完全に、仕事上の話です。(笑)
対応した内容は、覚えていました。ところが、顔の記憶が・・・⤵
「今日は、お声かけ頂いてありがとうございました。また、ウロウロしているので、いつでも、声をかけてくださいね。」
と笑顔で、挨拶。
こんな風に声をかけられると、仕事のやりがいを感じ、めちゃくちゃ、嬉しくなる。
けど、その反面、ほんとに申し訳ない気持ちにも。
ルンルン♪と席にもどったのですが、「やばい!」
今、話してくれた彼の顔がもう、思い出せない。
あかん!あかんで!私・・・と焦る。
これって、認知症の始まり?
仕事上、ホントにたくさんの方とお話しするのですが、繰り返し対応した方は、自然に覚えていくのですが・・・
たぶん、彼とは1度だけ、しかも、数か月前、長くても20分程度の対応やったと思うし・・・そこらへんも曖昧。
しかも、マスクしてるし・・・
と、心の中で、必死に言い訳をする私。
だけど・・・・・・・ちょっと、酷すぎるよなぁ。私の記憶力。
大きな職場で、合計すると100人近くの人が働いています。
新たに異動されてきた人の顔を覚えるのも、実は、(ここだけの話)苦手。
ご自身の席に座っていてくれると、大丈夫なのですが、違う場所ですれ違うと認識できないことも(>_<)
「顔が覚えられない」 その日、帰宅してからネットで検索をしてみました。
あるのですね。そんな症状が。
「相貌失認」という名前の症状が・・・
ネットで検索すると、なんと!相貌失認と方向音痴の関係性についても書かれてました!
方向音痴の方の右脳の働きが弱いことは、相貌失認とも関係があります。
相貌失認は、主に右脳の顔認識領域の機能が低下することによって引き起こされます。
つまり、右脳の働きが弱い方は人の顔を認識するのが難しい傾向があります。
さらに、空間認知も方向音痴と相貌失認に関係しています。
空間認知は物体の位置や距離を把握する能力ですが、方向音痴の方はこれも苦手です。
したがって、空間認知の障害が相貌失認につながる可能性があります。
方向音痴・COMより
これまで60年以上生きてきて、困ったことは、特になかった。
特に苦手ではなかった。と…記憶している。
結構、覚えられている方だったはず。
とすると・・・
もしかして、年齢のせいかなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
年齢で右脳が劣化?
新たな心配も出てきたぞ⤵
いや、安心して。方向音痴は若いころからやん・・・(何を安心するのやら)
いやはや、人間の脳みそは複雑です。
それにしても、自分の弱点が明確になったので、そこを意識して、仕事や社会生活に支障のないよう、努力していかないと。。。
いくつになっても、自分を初めて知る出来事ってあるのですね。
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